ラッキーストライクの銀紙が白くなってしまった
たぶんこれを読んでしまった人の大多数としてはどうでもいいことだし、何のことかすら分からないと思う。が、ラッキーストライクの愛好家としては大きな事件なんだ。
で、これは煙草の話なんだけど、もともとこのラッキーストライクはパッケージデザインがとても素晴らしく、それだけで一定な人気があるようなシロモノだ。たぶん。そして、そのデザインの一部として銀紙があった訳で、この銀紙の部分はデザインを引き締める意味でも大いに役割を果たしていたのである。
だが、このたびこの銀紙が白い紙に変更されてしまい、正直なところダサくなってしまったのだ。コストの部分なのか、環境配慮なのかは分からないが、とにかく変更されてしまったことは間違いなく、Xのユーザーの意見でもチラホラ自分と同じような意見が見受けられる。
とは言え、喫味が変わるわけではないから吸ってみたらまあいつも通りではあるし、ラッキーストライク特有の煙の量、重さと香ばしさは以前と変わらず、焼き立てのバターロールのようだ。うん、たぶんそう。うめえ。
だが、煙草のような嗜好品としてはデザインという部分もとても大きく、所有欲を満たしてくれるものでもあるし、ある種自分という人間を飾る部分でもあるのだ。
非喫煙者からすればクソみたいな意見ではあるし、理解はされないかも知れないが、そういうもんなんだ。
まあ、デザインが購買に繋がるっていうのは当たり前に誰もが知っているわけで、シンプルなデザインで売れてる無印良品だったり、色使いが良く、若者向けから落ち着いた年齢向けまで様々なデザインが揃っているフランフランとか、そこらじゅうにデザインを売りにしたものが溢れかえっている。ジャケ買いって単語があるように、CDとか小説だって目を引くものの方が当然売れやすい。
そういう見方をすれば、ラッキーストライクのパッケージがカッコ良すぎるのもわかってもらえるし、そのパッケージの銀紙が白くなってしまった悲しさも理解してもらえるだろう。
普段使ってるハンドクリームのデザインが急にダサくなっちゃったら嫌だろう。香水のビンのデザインが突然クッソシンプルになっちゃったら嫌だろう。こっちも同じ気持ちなんだ。
さて健康診断まで一ヶ月切ったけど、これからどうしようかなあ。